青梅成木台病院

病院からのお知らせ INFORMATION

なりきのひろば NO.21

なりきのひろば 2018.05.10

医療法人財団 良心会 理事長からのご挨拶

平成21年に当法人の理事長に就任し現在にいたっておりますが、この度兼任しておりました青梅成木台病院長職を退き、齊藤幹郎新院長体制へ移行することになりましたことをご報告いたします。
青梅成木台病院職員一同は地域及び関係機関の皆様にご支援を賜り、齊藤幹郎新院長と共にこれまで以上に当院に関わる皆様の期待に沿うよう努力していく所存です。今後もご指導ご鞭撻宜しくお願いします。

平成30年 4月1日
医療法人財団良心会/理事長 小林暉佳

医療法人財団 良心会 院長就任のご挨拶

平成30年4月1日より医療法人財団良心会 青梅成木台病院の病院長に就任した齊藤幹郎と申します。青梅成木台病院も開設以来20年を越え、徐々に充実した精神医療を提供できるようになりました。病棟や外来での医療に加え、デイケア、グループホーム、訪問看護なども開始され、また東京都の認知症医療センターにも指定されました。昨年は新病棟も完成し快適な環境での治療が可能となりました。
このような状況を踏まえて医師、看護師をはじめ病院職員一丸となって充実した医療を行う所存です。
私自身の経歴はほとんどを精神科病院ですごしており、英国においても精神科病院で研修をしました。近年「入院から地域へ」という考えが精神医療で重要視されていますが、当院も地域での医療を大きな目標としており、また患者様一人ひとりの個別性を尊重した医療を行いたいと考えております。
今後ともご支援をお願いいたします。

平成30年4月1日
青梅成木台病院/院長 齊藤幹郎

ご挨拶動画もございます。ぜひご覧ください!

お役立ち情報

青梅成木台病院から医療に関するお役立ち情報をお届けします!
今回は心の風邪と表現されることもある「うつ病」についてご紹介します。

多くの人がかかる可能性のある病気 『うつ病』

原因・症状

うつ病による気分の落ち込みにははっきりした原因がないと言われています。うつ病の症状は大きく3つに分けて考えることができます。

1思考の問題

考えようとしても考えられず、自信がなくなり、判断力や決断力が低下して思考のテンポが遅くなり、考えが進まない状態(思考制止)になります。また、自分のことを低く評価し、何事についても悲観的で、生きていても意味がないという虚無的な考えになる(微小念慮・妄想)などがあります。

2意欲・行為の低下

物事をやらねばならないということは分かっているのに「おっくう」でどうしても出来ないと訴える(精神運動制止)ことがあります。「おっくう」が極度に強くなると自発的な動きがなく、話しかけても応答しなくなってしまいます(うつ病性昏迷)。こうした症状や抑うつ気分は朝のうちに強く、午後から夕方、夜にかけて軽くなる傾向があり1日の中で変化が見られます(日内変動)。

3身体に現れる症状

様々な自律神経機能の不調や内分泌機能が低下し、自律神経のアンバランスさやホルモンの過不足から倦怠感や全身の疲れやすさなどが出現します。また、下痢や便秘も起こりやすく、性欲も低下することが多いとされ、他にも、重要な症状として睡眠障害と食欲低下があげられます。睡眠障害は90%の方に出現し、多くは寝つけなくなり、夜中に目がさめてしまうものですが、まれに眠い状態が過度に続くこともあります。さらに、食欲低下では食べる気持ちになれずに体重が数㎏もやせてしまうのが特徴です。

治療法

治療法についてはこちらをご覧ください。

誰でもかかる可能性があり、心の風邪と言われるうつ病。もし上記のような症状が自分、周りの人にみられたら是非早めの受診をお勧めします。

平成29年度 法人学会

3月15日から4日間に渡り、法人学会を開催し、法人内各部署から、17演題が発表されました。この法人学会は毎年開催しており、日ごろの業務を研究、分析することで、支援の質の向上、業務改善につなげています。多くの演題に共通してみられたテーマは「連携」でした。患者様のニーズを満たし、支援の質を高めるには連携が必要であることが改めて実感できる機会となりました。
「希死念慮をもつ外国人患者に対しての看護とその考察」では、ある外国人患者の自殺企図に対してRCA分析※を行い、①日本語での疎通が上手くとれない為、精神状態のアセスメントがしづらい、②日本語が不自由であるのに気持ちが表出できる環境が整えられていない、といった課題が分析されました。課題解決の為に、多職種でのカンファレンスを密に行い、背景や状態象、社会生活への希望など共有することや、通っていた日本語学校の辞書や院内の単行本を活用して自分の思いを書きだす練習などを行いました。現在その患者様は退院し、訪問看護を利用しながらデイケアへも通えています。「外国人患者であっても、その思いや看護の原点は変わらないこと、そのためにも、患者に対して多方面での関わりが必要であり、多職種と連携をもつことの重要性に改めて気づくこととなった」とまとめられています。
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築が求められています。患者様の地域移行、地域定着の為にも、院内での連携はもちろん、入院から外来、アウトリーチ、住まいの支援など、法人内で行える連携をさらに充実させ、関連機関との連携もより活発に進めていきたいと思います。
※ある出来事の根本原因を探す調査法

良心会グループホームについて グループホーム
CTの基礎 放射線科
希死念慮をもつ外国人患者に
対しての看護とその考察
5病棟
看護部外来の紹介 看護部外来
陶芸が患者様にもたらす影響について 作業療法室
施設課の紹介 施設課
長期入院者の入院経過と退院支援 3病棟
セルフケアチェックシートの活用 2病棟
統合失調症における処方解析 薬局
あいクリニックの相談員としての役割 あいクリニック
心理検査によるアセスメント結果
としてカウンセリングやSSTを
勧めたケースのその後の経過
心理室
日本病態栄養学会でのポスター発表 栄養科
当院における措置入院者の状況及び動向 医療相談室
当院デイケアでの体力測定の効果について デイケア
レビー小体型認知症患者様の関わり
メモリーノートを活用した事例
1病棟
肺炎に対する看護援助 6病棟
当院の訪問看護の特色 訪問看護

新入職員紹介

平成30年度当院では新たに、看護部・地域連携部・栄養科で合計5名の新入職がありました。新入職員には、患者様、地域の皆様へ貢献できるよう、がんばっていってもらいたいです。

小友彩羽さん
(地域連携部・医療相談室 精神保健福祉士)

「まだまだ分からないことが多いですが、1日でも早く、患者様、地域、病院に貢献できるよう、精一杯努力していきます。」

 

認知症疾患医療センターからのお知らせ 平成30年度

5月25日(金)

西多摩医療圏
地域拠点型・連携型合同連絡会

6月2日(土)

シンポジウム「いつまでも自分らしく生きる」

6月13日(水)

第1回アウトリーチ事業連絡会

6月30日(土)

第1回看護師認知症対応力向上研修Ⅰ

7月17日(火)

第1回認知症医療・介護連携協議会

7月29日(日)

第1回認知症多職種協同研修

ストレスチェック実施受付中!

当法人が行うストレスチェックの特徴

当法人が行うストレスチェックの対象地域

東京都対象地域:青梅市、奥多摩町、羽村市、福生市、瑞穂町、桧原村、日の出町、あきる野市
埼玉県対象地域:飯能市、入間市、狭山市、日高市、毛呂山町
※それぞれ隣接地域でもご相談を承ります

当法人が行うストレスチェックの対象地域

マークシートご利用の場合(クラウド併用も含む)

受験者数 料金
1〜49名 1,000円※
50〜99名 800円※
100名以上 600円※

※9/21~12/31は+100円

詳しくはストレスチェックのページをご参照ください。

編集後記

4月が終わり、成木地区の木々も花から葉へと変わりました。デイケアでおこなっている畑では1月に植えたインゲンやスナップエンドウが芽を出し、チューリップやミニアイリスは花を咲かせ、その成長が夏を予感させます。
当院も4月から新入職者が加わり、より一層地域に根差した医療を提供していきたいと思います。今年度もよろしくお願い致します。(精神保健福祉士T)