青梅成木台病院

病院からのお知らせ INFORMATION

なりきのひろば NO.25

なりきのひろば 2019.05.09

認知症治療病棟入院患者様合同作品 両面屏風 赤富士&鶴

お役立ち情報

これからの季節気をつけたい食中毒について 管理栄養士がわかりやすく解説!

食中毒-ウェルシュ菌-

今回は梅雨〜夏場にかけ食中毒の流行時期になるので、それに関係した内容でお送りしたいと思います。ご紹介させて頂くのは「ウェルシュ菌」です。
聞き慣れていないことかと思いますので、簡単にご説明していきます

1どんな菌で どこにいる?

ウェルシュ菌はヒトや動物の腸管内、土壌、下水、粉塵など自然界に多く存在しております。
熱に弱い菌であり 100 ℃で数分で 死滅します。しかし中には 100 ℃ で 4 時間加熱しても死滅しない菌がいます。また嫌気性菌といいまして、酸素がある場所がとても苦手な細菌です。

2どんな食品に多い?

少し資料が古いですがウェルシュ菌食中毒の原因食品は表1に示すように、カレー、シチューや鶏肉、牛肉、豚肉、魚介類などの調理食品(ローストビーフ、若鶏のトマト煮込み、ロールキャベツ、肉じゃがなど)豆腐料理(麻婆豆腐など)、野菜料理(カボチャの煮付け、白菜のクリーム煮など)などいずれも食肉、魚肉、野菜などが含まれた加熱料理です。

3なぜ食中毒が起こるか?

ウェルシュ菌は芽胞とよばれるものを形成します。芽胞というのは、細菌が今いる環境が自らの生存に適さないと判断したら、生き延びようとして作る硬い殻のような構造のことです。それが前述した 100 ℃で 4 時間加熱しても 死滅しない菌になります。それがどんどん増殖して、ある一定の数を超えると食中毒が発症します。

4どうやって防ぐか?

食中毒予防の基本は①病原菌に汚染させない、②病原菌を増やさない、③病原菌を死滅させることです。繰り返しになりますが食中毒を起こすウェルシュ菌芽胞は 100 ℃、4 時間の加熱でも死滅させることが出来ないことから③の病原菌の死滅対策は諦めるしかありません。

予防の要点は、

  1. 原材料の野菜などは洗浄によりウェルシュ菌芽胞を除去すること。
  2. 加熱調理食品中での増殖防止は加熱調理後 3 時間以内に 20 ℃以下に急冷する(発育温度帯 50 ℃〜 20 ℃)。あるいは加熱食品を小分けにし、空気(酸素)にさらすことにより菌を死滅させます。
  3. 加熱調理後 2 時間以上室温に放置しないこと。前日調理を禁止すること。
  4. ただし、食品中で増殖したウェルシュ菌は芽胞型ではない形で生存しています。芽胞を形成しないウェルシュ菌は熱に弱いことから、食べる前に再加熱(沸騰させること)することにより死滅させることができます。

5最後に

ウェルシュ菌の食中毒発生件数はメジャーな食中毒に比べて少ないですが、原因食品はとても身近にあるものです。十分な加熱をしない調理や調理済料理を常温で長時間放置、不十分な再加熱などを日常的に行っているご家庭はそれこそ一家で集団食中毒になりかねません。これからの季節どうか他の食中毒にも気をつけていただければ幸いです。

2病棟紹介 療養棟2階

2 病棟は療養棟の 2 階にある精神療養病棟です。当病棟は、精神症状の急性期治療を終えた患者様が、今後退院に向け治療を続けながら、薬や貴重品の自己管理・外出外泊を行い公共機関を利用する・作業療法やレクリエーションに参加するなどして、社会生活能力の再獲得を行っています。症状によっては中長期的に治療や介護の継続が必要な方も入院されていますが、そのような患者様には施設入所の検討や社会資源を活用することで退院へのお手伝いをさせていただいています。

又、2018年度の病棟目標として、感染症対策の強化に取り組みました。
感染対策委員を中心に、感染症対策の基礎知識、標準予防策、インフルエンザやノロウィルス対策についての勉強会を開催しました。その後、スタッフ間でアンケート調査を実施して、今後病棟で強化しなければならない業務をあげて、改善に取り組むことができました。また、感染症対策に関するスタッフの再確認と意識向上に繫がりました。その結果、患者様に対して、安全な入院環境を提供する取り組みを実施することができました。
今後とも「より良い病棟へ」を心掛け、患者様が安全・安楽に入院生活が送れるように努力いたします。

青梅市特定検診が始まります

青梅市国民健康保険に加入の方(40歳〜74歳)には特定健康診査を、後期高齢者医療制度に加入の方には後期高齢者医療健康診査を青梅市が実施します。

実施期間:2019年度 6月1日 〜 2019年度 11月30日

持参するもの

※あらかじめお電話にて予約の上、受診をお願いいたします。

検査内容

基本項目…

  • 身体計測(身長・体重・腹囲等)
  • 血圧測定
  • 血液検査(空腹時血糖・HbA1c・中性脂肪・LDL コレステロール・HDL コレステロール・AST・ALT・γ-GTP 等)
  • 尿検査(尿糖・尿蛋白)等

詳細項目(該当された方のみ)…

  • 心電図
  • 貧血検査(ヘマトクリット値、血色素量、赤血球数)
  • 血清クレアチニン検査(eGFR)

青梅市独自の検査項目…

  • 血液検査(尿酸)

新入職員紹介

2019年度当院では、新入職員を迎え、より一層地域の皆様へ貢献できるよう邁進していきたいと思います。

武村日菜子さん(作業療法室入職 作業療法士)

「慣れない事も多いですが、たくさん学んで患者様に必要とされる作業療法士になりたいです。」

認知症疾患医療センターからのお知らせ

2019年5月〜2019年7月の予定

認知症疾患医療・介護連携協議会

7月16日(火)

看護師認知症対応力向上研修会

6月15日(土)

認知症多職種協働研修会

7月28日(日)

東京都4事業連絡会主催 「市民公開講座」福生市民会館小ホール

7月6日(土)午後

ストレスチェック実施受付中!

当法人が行うストレスチェックの特徴

当法人が行うストレスチェックの対象地域

東京都対象地域:青梅市、奥多摩町、羽村市、福生市、瑞穂町、桧原村、日の出町、あきる野市
埼玉県対象地域:飯能市、入間市、狭山市、日高市、毛呂山町
※それぞれ隣接地域でもご相談を承ります

マークシートご利用の場合(クラウド併用も含む)

受験者数 料金(右記以外期間) 料金(9/21~12/31)
1~49名 1,000 円 1,100 円
50〜99名 800 円 900 円
100名以上 600 円 700 円

基本料金等なし

編集後記

青々とした緑がきれいな季節になりました。皆さん、いかがお過ごしですか。さて、1989年1月8日から30年113日間続いた「平成」時代が終わりを迎え、いよいよ新元号「令和」時代が始まりました。思い起こせば「平成」は、自然災害が多い時代だったと感じます。「令和」がどのような時代になるか不安でもあり楽しみでもありますが、皆さんにとって幸せに満ちた時代となりますよう願うばかりです。 (看護師H)